作者 : 上野綺士
ルッカリエの変わり者 3ルッカリエの変わり者 3
客の悩みを解決してくれる不思議なバー「ルッカリエ」の秘密。 それは、従業員が人間になれる「変わり者」の鳥たちだということ──。 「暫くバーのことは任せます」──そう言って、アリが深夜まで一人で部屋に篭るようになった。レッドは「危険な仕事」に赴くアリの力になろうとするが、厳しい言葉で拒否されてしまう。それでも冷めないレッドの若く熱い想いに、ニクスやハートは何を思うのか…? ついに語られるバー誕生の秘密と、それぞれの過去。鳥たちと人間の不思議な物語が、完結の時を迎える──。
ルッカリエの変わり者 2ルッカリエの変わり者 2
客の悩みを解決してくれる不思議なバー「ルッカリエ」の秘密。 それは、従業員が人間になれる「変わり者」の鳥たちだということ──。 年に一度、前店主の墓参りに訪れるというワタリガラスのニクスが助っ人として店で働くことに。人間との関わりを嫌い傲慢な態度をとるニクスとなかなか相容れないレッドたち従業員。だが、店主のアリは事情を知っているようで…? 忘れえぬ恩と、生き物としての本能──。今宵も、鳥たちと人間の不思議な物語が紡がれていく。
ルッカリエの変わり者 1ルッカリエの変わり者 1
街の裏通りにひっそりと佇むバー「ルッカリエ」。「オリーブの止まり木」を合言葉に客の悩みを解決してくれるという不思議なお店には、人間にバレてはいけない秘密があった。 そこでお客を迎える店員たちが、人間を癒すために集まった人間になれる「変わり者」な鳥であるということ。 悩みを抱える客と、秘密を抱える「変わり者」たちが織りなす不思議な物語が始まる──。
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